世界初、サーキット内に常設キャンプ!「RECAMP 富⼠スピードウェイ」2024年秋オープン
5月にスーパー耐久24時間レースが開かれた静岡県のサーキット「富士スピードウェイ」で、新しい楽しみ方を見つけた。今、富士スピードウェイで進められているのは、グレード1のサーキット場としては世界で初めて、サーキット内に常設のキャンプ場を設置する計画で、大迫力のレースを目の前で観戦しながらキャンプが楽しめるという。2024年秋オープン予定だ。
トヨタの水素エンジン車を自作したファンも
サーキットでの楽しみは、激しいバトルだけではない。ピットやコースに入って間近で車やドライバーを見ることも楽しみのひとつ。中にはサーキット内にテントを張って、一晩中レースを楽しむファンや、トヨタの水素エンジン車を自作して持ってきたファンもいる。
自作の水素エンジン車を持ってきたファン:
「2023年の(スーパー耐久の)最終戦で、ドライバーのサイン会がありました。今回ももしあれば、これにサインしてもらおうと思って」
世界初のサーキット内の常設キャンプ場
そんな富士スピードウェイのサーキット内に2024年秋、世界初となるアウトドア宿泊施設「RECAMP 富⼠スピードウェイ」がオープンするという。場所はグレード1のサーキット場。しかも常設キャンプ場は富士スピードウェイの名物コーナー「100R」を目の前で楽しめるのだ。
※フォーミュラ 1 が開催可能な FIA 国際公認 Grade 1 サーキット内常設キャンプ場。2024 年富⼠スピードウェイ調べ
R.project(アールプロジェクト) 田中篤也さん:
「100Rのキャンプ場の魅力は、圧倒的な臨場感です。最大限楽しんでいただけるように、2階建てに相当するような高さのデッキを複数設置。しっかりとコース全体が見渡せるような、工夫をこらしたデッキのあるサイトも多数設置します」
常設キャンプ場から富士山を一望できる!
常設キャンプ場からは富士山を一望できるうえ、ドッグランやトレーラーハウスといったさまざまな施設も整備予定だ。キャンプ初心者のモータースポーツファンなど、幅広い層の利用が見込まれている。
富士スピードウェイ 遠田兼人さん:
「モータースポーツファンの方が、よりアウトドアファンになっていく。アウトドアファンの方が、よりモータースポーツファンになっていく。サーキットは楽しい場所、行きやすい場所です。そこにさまざまな楽しみ方があって、クルマの魅力が伝わっていきます。今までなかったすごくユニークな強みになると思います」