「岡崎城大花火」ドローンカメラを駆使した"圧巻の映像美"
「岡崎城大花火」
8月3日(土)、愛知県岡崎市で「岡崎城下家康公夏まつり第76回花火大会」が開催された。（打ち上げ会場：乙川・矢作川河畔）。
今年で76回目を迎えた全国屈指の花火大会
ライトアップされた岡崎城と美しい花火…200年前から続く菅生神社の奉納花火が元とされ、今年で76回目を迎えた全国屈指の花火大会だ。
テレビ愛知は去年に引き続き、花火大会を完全生中継。1機約300万円のドローンを含む13台のカメラを駆使して、全景、乙川左岸・右岸、筒場、舟や空から見た花火など、さまざまな角度から圧巻の映像美をお届けした。
開幕仕掛け花火
カウントダウンのかけ声とともに、開幕仕掛け花火がスタート！ 乙川の筒場から、4号花火、160玉の打ち上げが始まる。
この筒場からは、三河の花火組合の皆さんによって、 4号玉の他、スターマイン、大スターマイン、超大スターマインと豪華な花火が次々と打ち上げられた。
舟カメラが捉えた花火
乙川に浮かぶ舟カメラが捉えた、川面に映る情緒たっぷりの花火も。
アクロバット飛行が可能なFPVドローンで撮影
花火が爆発した瞬間も
中盤のハイライト、超大スターマインとスターマインの連続は見ごたえあり！
中継では、アクロバット飛行が可能なFPVドローンで撮影。美しい夜景をバックに、花火が爆発した瞬間を捉えたド迫力映像は要必見。宝石のようにきらびやかな世界が待ち受けている。
手筒花火
乱玉花火
2艘の鉾船から上がる手筒花火や豪快な火柱が上がる乱玉花火も、勇壮で迫力満点！
「ミュージックスターマイン」
音楽と花火が連動する「ミュージックスターマイン」。今年は、俳優・佐野勇斗（岡崎市出身）が所属するM!LKの爽やかな楽曲に乗せて、色鮮やかな花火が宙を舞った。
岡崎伝統の金魚花火
菅生神社の鉾船から乙川へと投げ込まれる、岡崎伝統の金魚花火も。金魚花火は、約200年前に岡崎で考案された独自の花火。徳川家康公の生誕の地である三河には、江戸幕府直属の火薬の製造所があったため、花火の製作が盛んになったといわれている。
赤・緑・銀色と色鮮やかに自由に動き回る金魚花火はとても幻想的。三河花火の技術と伝統が息づいた名物花火だ。
グランドフィナーレ「メロディースターマイン」
グランドフィナーレは、超大スターマインの連続！「メロディースターマイン」。「魔法の花咲く岡崎の夜」と題し、クラシック音楽に合わせて構成された花火が、壮大なスケールで絶え間なく打ち上げられた。
すべての花火が打ち上がり会場に一瞬の静寂が訪れると、観客からは大きな歓声と拍手が。花火師たちの思いが伝わり、感動に包まれたグランドフィナーレとなった。
8月10日（土）は、「第2回ぎふ長良川花火大会」を生中継する。
