「YOSAKOIソーラン」でやせる?夜の体育館で演舞を練習 ディレクターが挑戦【岐阜県瑞浪市】
「夏になると熱くなってやせる」とのウワサを聞きつけてやってきたのは岐阜県瑞浪市。ウワサによると、瑞浪市では夏の暑い夜に学校の体育館でママさんたちが集まり、「YOSAKOIソーラン」に熱心に打ち込んでどんどんやせていく(?)そうです。
瑞浪市の体育館を訪れてみると、ママさんたちが踊りの練習の真っ最中! 手には鳴子を持ち、曲に合わせて熱心に練習を行っています。
瑞浪市のママたちが打ち込むのはYOSAKOIソーラン
集まっていたのは、商店街の女将さんたちを中心に結成された踊り子集団「バサラ瑞浪」のメンバーたち。踊り子隊長である永冶昌代さんの話によると、2024年で結成27年目を迎えた「バサラ瑞浪」は中部地方では最も古い踊り子集団なんだそうです。
取材時には札幌で開催されるYOSAKOIソーラン祭りに向け、遠征チームの練習が行われている真っ最中。バサラ瑞浪の代名詞としても知られる「おかみさんソーラン」に毎年アレンジを加え、総勢70名のメンバーで一糸乱れぬ振り付けで激しさあふれる踊りを披露します。
平均年齢が約50歳というバサラ瑞浪ですが、「おかみさんソーラン」の振り付けはなかなかにハード。確かに、これならどんどんやせるのも納得です。
バサラ瑞浪は「おかみさんソーラン」が大好きな方なら誰でも参加可能とのこと。そこで今回は、あべディレクターもメンバーに加わり、踊りの練習を通じてどれだけやせられるのかチャレンジします!
激しい練習をするにはいっぱい食べるのが当たり前?
ダンスがあまり得意ではないという、あべディレクターも、初日から2時間に及ぶ練習に参加! ベテランメンバーから指導を受けながら振り付けを1つずつ覚えていきます。
ハードな練習を終えたママさんの楽しみが練習後の一杯。あべディレクターは永冶さんからお誘いを受け、立ち上げメンバーの方とともに、行きつけの店であるという「酔花館」で地元のおいしいお酒やグルメを堪能します。
2日目は8時間みっちりの特訓。鳴子と手ぬぐいを使った本格的な特訓に、ディレクターも必死についていきます。練習の合間にはみんなで一緒にお昼ご飯。バサラ瑞浪の練習では各家庭から持ち寄った“おかみさんご飯”が定番なんだそうです。
モリモリ食べてエネルギーを補給した後は、再び練習。その後も約1カ月間にわたり、日々練習を繰り返しながら本番に向けて準備を進めます。
YOSAKOIソーランでお披露目! そして体重は減ったのか?
そしていよいよ札幌での「YOSAKOIソーラン祭り」当日。2024年は6月5日から9日にかけて約270組が出場。約200万人が訪れる、札幌の一大イベントです。
バサラ瑞浪も「YOSAKOIソーラン祭り」の聖地とも言われるファイナルステージで「おかみさんソーラン」を披露。ディレクターもチームの仲間とともに無事に踊りを披露しました。
しかし、あべディレクターには最後にもう1つ大仕事が。熱心な練習で体重が減量したのか、実際に体重計で測定をするまでが取材です。練習中にもりもり食べていたあべディレクター、果たして結果は!?
見事3キロダウン! 1カ月にわたり熱心に練習に打ち込んだ成果が見事に出ていました。
バサラ瑞浪の踊りは、8月23日から25日にわたり開催される「第26回にっぽんど真ん中祭り」でも披露予定。今度は名古屋で「おかみさんソーラン」の素敵な踊りが繰り広げられます。