念願の“東京ループ”から脱出するも「地名しりとり」81日目で初の“離島”へ！？『地名しりとり～旅人ながつの挑戦～』

2024年09月27日

街行く人と地名のしりとりをして、言われた場所には絶対行くという超過酷旅に挑戦する『地名しりとり』。7ORDERの「ながつ」こと長妻怜央が、ゴールの愛知・岐阜・三重3県の制覇を目指します！

＜直近の移動メモ＞
…→練馬区関町北（東京都）→台東区東上野（東京都）→中野区野方（東京都）→立川市泉（東京都）→三鷹市下連雀（東京都）→国立市○○（東京都）

地名しりとりのルールはシンプル。街行く人と地名のしりとりをして、出た場所には必ず行かなければなりません。そして、そこの住所を調べて再びしりとり！愛知・岐阜・三重の3県全ての地名が出たらゴールです！

東京ループ脱出！次の地名へ約1300kmの大移動！？

前回、東京の三鷹市下連雀でしりとりをしたながつ。三鷹駅から次の目的地の国立駅まで、電車で約20分の移動です。しりとり相手の思い出は「20～30年前に国立で食べた蕎麦」。お店の名前は憶えていなかったので、駅前で昔からやっている蕎麦店を聞き込み。70年以上続く老舗の蕎麦店「志田」に入ります。

人気の蕎麦のセットは、定番のかつ丼、天丼のほか、ミニ豚キムチ丼、ミニイカ納豆丼など個性豊かなミニ丼が選べます。ながつは、「三番セット」（ミニ天カレー丼付き）を注文。エビの天ぷらとカレーの組み合わせに「シーフードカレーみたいな風味で、すごく合う」と絶賛！ボリュームたっぷりの蕎麦を堪能します。

満腹になったながつは、本題のしりとりへ！お店の住所は、国立市東（ひがし）と判明。「し」でしりとりです。

「し」は三重の観光地・志摩市のチャンス。ながつは「年齢を重ねている人のほうが、志摩市を含む愛知・岐阜・三重に行っている可能性が高い」と予想。店にいた2人をしりとり相手に決定します。なんと、2人が注文していたのは「きしめん」で、名古屋にゆかりがあるとのこと！

（ながつ）
「国立市東の『し』、はい！」

（名古屋ゆかりの男性）
「島原（しまばら）市！」

結果は、長崎県の島原市。約1300kmの移動です！

島原城の天守閣から景色を堪能！長崎名物で腹ごしらえも

しりとり81日目。東京駅を出発し、博多駅で乗り換えて島原駅へ。駅を出ると、しりとり相手の思い出の場所「島原城」が見えました。

島原城は、江戸時代に松倉重政（しげまさ）が築いたお城。有名な「島原・天草一揆」は、重正によるキリシタン弾圧がきっかけで起こりました。城内には、一揆の中心となった人物・天草四郎時貞（ときさだ）の肖像画も飾られています。

「お城とか、ずっと昔からあるものが好き」というながつは、展示されている当時の道具に興味津々！先人たちも眺めた天守閣からの景色も楽しみ、「腹が減っては戦ができぬ」と昼食をとることに。

選んだのは「ろくべえ」というサツマイモの粉で作ったうどんのような郷土料理。江戸時代に島原が大飢饉に見舞われた際に、六兵衛という人がサツマイモの粉に山芋を混ぜ、熱湯でこねて、うどん状にしたものが、始まりと言われています。ながつは「コシが柔らかくて、ちょっとザラッとした不思議な食感。スープと絡んでうまい！」と初体験の味を楽しみます。さらに、白玉を蜜につけて食べる「かんざらし」、「雲仙ハムの串焼き」などを次々に注文。長崎名物をたっぷり堪能しました。