絶対押さえたい「大阪・関西万博」の見どころは?「火星の石」に触れられる!体験型パビリオンや注目の大阪グルメも『花咲かタイムズ』
ついに「大阪・関西万博」が開幕!今回のテーマは“いのち輝く未来社会のデザイン”。世界の最先端技術や各国との文化交流もできる個性豊かなパビリオンなど盛りだくさん!そこで、絶対見るべき万博の見どころを大調査しました。
万博の全容!大迫力のシンボル&必見すべき水上ショー
10月13日(月・祝)まで開催される大阪・関西万博は“並ばない万博”を掲げており、ほとんどのパビリオンが予約制。会場内は完全キャッシュレスなど、様々な試みが導入されています。
名古屋から新幹線で新大阪駅まで行った場合、地下鉄・御堂筋線で本町(ほんまち)駅まで行き、中央線に乗り換えて万博会場がある「夢洲(ゆめしま)駅」へ。また、関西の主要駅から出発するシャトルバスで足を運ぶことも。
会場に足を踏み入れると、まずは公式キャラクターのミャクミャクがお出迎え。その奥には、万博のシンボル「大屋根リング」が広がります。各パビリオンを結ぶ通路にもなっており、1周約2キロ、高さは最大20メートルとド迫力!世界最大の木造建築物としてギネス世界記録にも認定されました。
海に面するウォータープラザでは、約300基の噴水を使った水と空気のスペクタルショー「アオと夜の虹のパレード」を開催。※事前予約制(無料)
壮大な水上ショーは必見!毎日日没後に2回上演されます。
目玉は「火星の石」!会場最大の「日本館」
万博の目玉は、ズバリ「火星の石」!会場最大のパビリオン「日本館」で、2000年に日本の南極地域観測隊が発見した火星の隕石が展示されています。
重さは12.7キロ。数万年前に地球に到達した隕石で、火星由来の隕石としては世界最大級。見るだけでなく、壁に埋め込まれた火星の石を直接触ることもできます。
他にも、“生きたパビリオン”をテーマに培養されている“藻類”や、小惑星探査機が持ち帰った貴重な砂などの展示も見どころです。
モンハンに動くiPS細胞も!体験型の「大阪ヘルスケアパビリオン」
網目状の屋根が特徴の「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn」は、ミライの都市生活を実感・体験できる体験型パビリオン。
健康データをもとに映し出される25年後の自分に出会える体験は、新たな発見や未来の自分を考えるきっかけに。また、55年前の万博で話題となった「人間洗濯機」の進化版「ミライ人間洗濯機」も。生体データからピッタリな映像や音楽が流れ、直径約1000分の3mmの気泡“マイクロバブル”で、体もココロも洗えます。
そんなヘルスケアパビリオンを含む国内・民間パビリオンには、他にも注目施設が目白押し!
人気ゲーム「モンスターハンター」の体験型施設「MONSTER HUNTER BRIDGE」では、夢と現実がひとつに。ARゴーグルを装着し、360度見渡せる映像や立体音響、振動が没入感を高めます。リアルな映像と迫力ある世界観に驚くこと間違いなし!
さらに、実物大のガンダムと出会えたり、iPS細胞の心臓が実際に動いているところが見られたりします。
世界初の技術!最先端の技術に触れられる「シグネチャーパビリオン」
最先端の技術を体感できるのが、会場の中心に位置する「シグネチャーパビリオン」。世界の最前線で活躍する8人がプロデューサーとなり、“いのち”をテーマにしたパビリオンが展開されています。
メディアアーティスト・落合陽一さんがプロデュースする「null2(ヌルヌル)」は、まるで動く建築物。鏡のように反射する膜がゆがんだりくぼんだりする特徴的な外観で、中に入ると鏡に360度囲まれた幻想的な空間が。LEDモニターが広がり、最新のAI技術で自分のアバターとリアルタイムで会話できます。
また、データサイエンティスト・宮田裕章さんがプロデュースする「Better Co-Being(ベターコービーイング)」では、不思議な体験も。天井も壁もない外のパビリオンで、“共鳴”をテーマにしたアート作品をツアー形式で巡ります。
注目は、不思議な石「echorb(エコーブ)」。手に持つだけで前後左右に引っ張られるような感覚に。振動が皮膚を刺激し、脳に錯覚を起こすことで体が自然に動くという“世界初の技術”に触れられます。
予約が取れない超人気店の絶品グルメ
予約が取れない大阪・中津の超人気店「とんかつ乃ぐち」が、万博会場の中央に出店!
コーススタイルのとんかつ店で、メニューは「おまかせコース」(6,800円)のひとつ。
厳選されたブランド豚を、低温で2度揚げすることでお肉は超しっとり。様々な部位と銘柄のとんかつが6~7貫に、前菜や赤みそ豚汁、白ごはん、〆ごはん(醤油カツ丼orカツカレー)もついて豪華。※日によってコース内容が異なります
テイクアウトの「ヒレカツサンド」(2,800円)もオススメ!
大阪グルメを堪能!万博内最大規模のフードコート
大屋根リングの外側にある「サスティナブルフードコート 大阪のれんめぐり ~食と祭EXPO~」は、万博会場最大規模のフードコート。串カツ店「だるま」や、ラーメン店「どうとんぼり神座(かむくら)」など、大阪を代表する12の名店が出店しています。
中でも、たこ焼きの名店「たこ家道頓堀くくる」の、特大タコが入った「びっくりたこ焼き」(2,100円)はオススメ。万博会場を含め、大阪の数店舗のみでしか販売されていない数量限定の商品で、万博会場限定のたこ焼きロボット“くくる君”が、仕上げにソースとマヨネーズをかけてくれます。
フードコート内にある立ち食い形式のスタンド席は無料ですが、混雑を避けるため着席ゾーンは事前に有料予約(1席550円/50分)が可能。水とオリジナルグッズが付いてくるので、並ばず快適に過ごしたい方にはオススメです。
養殖100%を提供!“すし屋の未来”をテーマにした「スシロー」
会場中央に位置する「スシロー未来型万博店」は、“すし屋の未来”をテーマに、スシロー史上初めて養殖100%で提供!水産物が未来に続くものになるよう、森の中でもおいしいおすしが食べられる未来をイメージしたつくりになっています。
回転レーンをデジタルで楽しめる最新タッチパネル「デジロー」を導入することで、フードロスを削減。いつでも握りたてが楽しめます。
オススメは、「陸上育ちの〆サバ」(390円)。※1日の販売数に限りがあります
地下海水を使って陸上養殖で育てたサバは、青魚特有の臭みが少なく、上質な脂のうまみが特徴です。
また、「陸上育ちの磯まもりウニ包み」(550円)もオススメ。※1日の販売数に限りがあります
地球温暖化などが原因で増えすぎたウニが海藻を食べ尽くす“磯焼け”を防ぐため、ウニを蓄養することで海の環境保全に貢献。エサや環境にこだわって育てているので、甘みと深いうまみのある極上のウニが楽しめます。
他にも、世界158の国と地域が参加。珍しい建築やグルメなど、遠い国の文化を学び、身近に感じることができます。
20年ぶりに日本で開催される国際博覧会「大阪・関西万博」。みなさんも、足を運んでみては?
CBCテレビ『なるほどプレゼンター!花咲かタイムズ』 2025年4月12日(土)放送より ※記事の情報は放送日時点のものです。