お店の主役はお年寄り!?連日満席の大人気沖縄料理店「ちばる食堂」【岡崎市】
愛知県岡崎市にある「ちばる食堂」はレトロな佇まいの沖縄料理店。カウンターと座敷席をメインとした店内がいつもお客さんでいっぱいになる人気のお店です。
このお店の人気を支える主役になっているのが「お年寄り」たち。今回はお年寄りたちの笑顔も名物の「ちばる食堂」をご紹介します。
本場沖縄の味や創作メニューが大人気

看板メニューは「ちばるそば」
様々な沖縄料理を楽しめる「ちばる食堂」の看板メニューはお店の名を冠した「ちばるそば」。豚の背骨を6時間煮込んでからカツオだしを加えた本場の味のスープに太めのストレート麺を合わせ、具に大きなソーキをのせた本場沖縄の味を堪能できる一杯です。豚のスペアリブを半日かけてトロトロに煮込んだソーキは、箸でちぎれるほど柔らか。そのおいしさはヤミツキになると、常連客からも大好評です。

もう一つ看板メニュー「ちばる飯」
他にも「ゴーヤーチャンプルー」や「もずくの天ぷら」など、沖縄ならではの味を楽しめるメニューがズラリと並ぶ「ちばる食堂」。そうした数々の沖縄料理に並んで人気を集めるオリジナルメニューが「ちばる飯」です。
鶏の唐揚げをトロトロの玉子でとじてご飯に載せた「ちばる飯」は、とにかくボリューミー!スタミナチャージできると、お客さんにも大好評です。

麻婆炙りチー玉
「ちばる食堂」でもう一つの注目メニューが「麻婆炙りチー玉」。特製の麻婆豆腐を沖縄そばの上に載せ、とろけるチーズをたっぷりトッピングしてからバーナーで炙り、最後に卵黄をトッピングした大胆アレンジメニューです。麻婆豆腐と炙りチーズが織りなす“とろとろ”の競演で、超熱々のおいしさを楽しめるのも人気の理由。インパクトのある「麻婆炙りチー玉」のおいしさを求め、遠方からはるばる「ちばる食堂」へやってくるお客さんもいるほどです。
認知症の年配スタッフが“笑顔”を生み出す

一番の名物は接客スタッフ
沖縄料理を中心に数々の人気メニューが並ぶ「ちばる食堂」。しかし、お客さんたちに話を聞くと、「ちばる食堂」の本当の名物は“働いているスタッフ”の皆さんだと口を揃えます。

接客スタッフは認知症の方々
「ちばる食堂」のスタッフは、高齢者の方々ばかり。しかも、全員が認知症と診断された方々です。
店長の市川貴章さんによると、「ちばる食堂」の接客スタッフの採用条件は「認知症であること」と「自身が働きたいと思っていること」の2つ。年齢や経歴は不問で、現在は70代~90代の方々が働いています。

お客さんも笑顔に
店内には「認知症と診断された方がイキイキと接客しています」というPOPも設置。お客さんたちもスタッフの皆さんをゆっくりと見守ります。楽しそうに働くスタッフさんたちの笑顔に釣られ、お客さんたちにもやさしい笑顔があふれるのが、「ちばる食堂」のあたりまえです。

店長自らスタッフを送迎
仕事の日は店長の市川さんがスタッフを送迎。スタッフに開店前のテーブルセッティングを任せ、自身は仕込みに集中します。箸袋を一つずつセットするのも、スタッフの役割。違うお箸が入っていても、ご愛敬です。

トムヤムクンは「ともやくん」に
そんな「ちばる食堂」には「ともやくん」という一風変わった名前の名物もあります。実はこれは“トムヤムクンの沖縄そば”のこと。ベテランスタッフののり子さんが聞き間違えて「ともやくん」と伝票に書いたことをきっかけに、メニュー名そのものを「ともやくん」に改名したそうです。そうした優しい話が口コミで広がり、今では「ともやくん」も人気メニューの一つになっています。

間違いもコミュニケーションのきっかけに
時には伝票に「ライス」と「アイス」を間違えて書いてしまうこともある「ちばる食堂」のスタッフたち。それでも市川さんは、「間違えたこともお客さんたちがコミュニケーションをとってくれるきっかけとなる」と話します。ゆったりとした時間と優しい空気にあふれる「ちばる食堂」。今日もスタッフの皆さんが、お客さんを笑顔にしています。
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■ちばる食堂
所在地 愛知県岡崎市上六名三丁目8-14
行き方 名鉄名古屋本線「東岡崎」駅から徒歩15分程度
公式Instagram https://www.instagram.com/chibarusyokudou
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