繁華街で300円激安ランチ スマホを開いてシェアするだけ!?『チャント!特集』
お出かけしておいしいランチを食べよう!と思うと、それなりのお値段がするのが常識ですが、シェアして半額になる和食?、単品を頼むと食べ放題の中華が付いてくる?、などのお店を発見。どうしてそんなに安くできるのか?愛知県にある1000円でお釣りがきて、なおかつ豪華なランチが食べられる訳ありの2店を取材しました。
全9品の居酒屋和食定食が300円
1軒目は、名古屋市中区にある栄駅から徒歩5分の居酒屋『哉月(やづき)』。カウンターや個室も完備された高級感ある大人の雰囲気漂う店内は、一見お料理も値段が高そうです。
「哉月特製週替わりランチ」は週によってメニューや品数は変わります。取材時は、愛知県産の大根を特製の出汁で長時間煮込み醤油ベースの餡をかけた哉月の看板メニュー「大根の煮物」や、パリッと香ばしく揚げた肉厚な手羽先、鮭のムニエルやデザートまで付いて計9品の豪華な小皿が並びました。
会計の前に、LINEで哉月の投稿をシェアして感想を書くと通常でも1000円以下のランチが驚きの半額以下に。社長の榊原慎哉さんに価格の理由を聞きました。
榊原さん「LINEでお友達に当店のアカウントを共有していただきましたので、宣伝していただいたということでお礼です。まずは当店を知っていただくことを一番重要視しています」
台湾ラーメン1品を頼んだらあれもこれも食べ放題
2軒目は、名古屋市から車で約15分の愛知県豊山町にある『橋村屋(はしむらや)』。中国の国家資格をもつ料理人が腕をふるい、連日多くのお客さんでにぎわう大人気店です。
看板メニューは台湾ラーメン。子供からお年寄りまで食べられるように辛さを控えた鶏ガラすっきりスープにコシのある自家製麺、上に台湾ミンチが乗っています。辛さが苦手な人でもおいしく食べられると人気です。
橋村屋には台湾ラーメンを頼むと、チャーハン・焼き餃子・ホイコーロー・から揚げなどが食べ放題になるという驚きのシステムが。
店主の橋村りこさんに、このシステムを採用している理由を聞きました。
橋村さん「私自身、好き嫌いが多くていつも定食で頼むと小鉢を残してしまうことがあって。皆さんが残さないように、好きなものを好きな分だけ食べられたらなと思ってビュッフェスタイルにしました」
好きなものを好きなだけ楽しめるのは、廃棄を減らすうえでもメリットとなっています。
台湾ラーメンセット以外でも、単品メニューに少し金額を足すだけで食べ放題が付いてきます。もちろん1000円以下でお釣りが返ってくるお値段です。
CBCテレビ「チャント!」4月15日の放送より。