アプリでも視聴可能(無料)

夏の暑さを吹き飛ばす!東海の“ごほうびかき氷”特集  : 3ページ目

キャンプ場発のかき氷店!
ヘルシーで愛らしい“シロクマ氷”

店舗は、岡崎市のキャンプ場『NNFヌカタネイチャーフィールド』内で営業する“キッチンカー”。キャンパーだけでなく、観光客や地域の人々の目も楽しませてくれる、かわいらしくて個性的なかき氷を提供しています。


氷屋ひぐま

同キャンプ場オーナー・中垣さん曰く、キャンプのベストシーズンは冬。夏は暑さの影響で客足が遠のくことも多いといいます。“そんな時期こそ、地元を盛り上げる取り組みを―”そんな思いから、かき氷街道への参加を決意したといいます。


氷屋ひぐま

『氷屋ひぐま』の“口福氷”は、「白くま杏仁氷」(2,000円)。写真映えも抜群のかき氷ですが、見た目以上にこだわりが詰まっていました。


白くま杏仁氷

シロクマの顔に見立てた、雪のように白くきめ細やかなかき氷の上に、粒状のアーモンドをオン。杏仁ミルクのやさしい甘味を感じながら、白桃ゼリーの爽やかさ、クコの実のほろ苦さ、アイスクリームを包み込んだ求肥のもちもち食感など、さまざまな味わいと食感を楽しむことができます。


爽やかな風が吹き抜けるカフェスペース

ポイントは、今年のかき氷街道のルールとして定められた“薬膳を使うこと”を逆手にとり、“クセのない味わい”に仕上げていること。杏仁ミルクでは、牛乳の代わりに地元・岡崎市の食品メーカー『マルサンアイ』の豆乳を使用。薬膳というと一歩引いてしまう人もいますが、豆乳の杏仁豆腐をベースにすることで、“ヘルシーだけどおいしい”を実現した一杯となっています。


追い杏仁ミルクで味変!

さらに同メニューでは、角切り白桃が入った“追い杏仁ミルク”もセットで提供。味変を楽しみながら、杏仁ミルクと白桃をより濃く味わうことができます。


角切りの白桃がイン!

NNFヌカタネイチャーフィールドは、段々に区画された設計で、他の利用者と視線が交わりにくく、プライベート感の高いキャンプタイムが過ごせるのが魅力。


NNFヌカタネイチャーフィールド

さらに、味噌樽を活用したサウナや焚き火ができるカフェスペース、音楽イベントが開かれる野外ステージなど多彩なコンテンツも揃っています。


カフェスペース

キャンプとは少し縁遠い人でも、キャンプ場ならではの開放的な空気、ダイナミックな自然を体いっぱいに感じながら、かき氷を味わうことができる“自然スポット”です。

■店舗情報
店名/氷屋ひぐま
住所/岡崎市石原町宮ノ入30-3
営業時間/11:00〜16:00(かき氷限定)
営業曜日/月・火・水・土・日(雨天休業)※商品がなくなり次第終了


『SOL COFFEE TRUCK』のスパイスザクロ氷

一杯のかき氷から感じる、自然の恵みと人のぬくもり。今年の夏は岡崎市で、“心に福が広がる”かき氷を堪能してみては。

撮影・取材・文/山田有真

■イベント情報■
おかざきかき氷街道
開催期間/9月28日(日)まで
問い合わせ先/0564-82-3077(おかざきかき氷街道事務局)
https://okazaki-kakigoori-kaidou.com/index.php

まだまだ注目のかき氷がたくさん!