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“リビング学習”っていいの?専門家が教えるメリットと注意点『くらしニュース』

子どもがリビングで勉強する“リビング学習”。習慣になっているご家庭もあるのではないでしょうか。リビング学習のメリットと注意点を、長年の教師経験をもとにテレビや講演会などでも活躍中の教育評論家・親野智可等(おやのちから)さんが教えてくれました。CBCテレビ「チャント!」3月16日放送から

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意外と多いリビング学習


自分の部屋があっても、リビングで勉強する子どもがたくさん見られるようになったのはここ数年のこと。超難関大学に通う人の多くが、リビング学習していたとメディアに取り上げられたことがきっかけになったと言われています。

実際に、「進研ゼミ・小学講座」と、家具・インテリア販売の大手「ニトリ」が共同で調査を行ったところ、「子どもが自宅のどこで学習しますか?」という質問に、8割以上がリビングで学習するという結果が出ています。

リビング学習のメリット


勉強内容や子どもの年齢・個性にもよりますが、家族がいるリビングだと安心感があり、安心感があるとより勉強に集中できるというメリットがあります。さらに、子どもにとってすぐに質問できる環境というのも大きなポイント。できるだけ早く親が対応して正誤を判断してあげることで、子どもの学習意欲の向上につながります。

リビング学習の注意点

リビングで勉強する際、子どもに配慮し、勉強に適した環境を整えてあげることが必要です。


<照明>
リビングの照明は薄暗く、勉強に適していないことが多いです。手元が暗いと目に負担がかかり、姿勢も悪くなってしまうので、手元を照らすデスクライトを準備してあげることが大切です。


<椅子>
高さが合わず、足が空中でブラブラして集中できないことがあります。踏み台などを準備すると足がしっかり支えられ、姿勢も安定して勉強に集中できるようになります。


<子どもへの対応>
環境を整えても、親が子どもにガミガミ言ってしまうと勉強に集中できなくなってしまいます。良い部分やできている部分に注目して先に褒め、言いたいことはその次に言うという順番が重要。子どもが勉強嫌いになってしまわないよう、温かく見守ることが大切です。

リビング学習にオススメな便利アイテム

老舗文具メーカー『ソニック』が手掛けるリビング学習グッズ「リビガク」シリーズの注目グッズをご紹介!


『集中できる勉強ブース』
開くだけで簡単にパーティションのようになり、学習スペースができます。また、斜めに傾いていることで手元が暗くなりにくく、程よい個室感もあり、気が散ることなく勉強に集中できます。


『マイプランボード』
1日分の自分の予定を記入できるボード。リビングに置くことで、親も子どもの予定が把握できるのがポイント。また、勉強内容を書いておくことで計画が立てられ、自分の励みになって集中力が上がります。



ほかにも、勉強に必要なアイテムを収納できる『ぐるっと開く勉強バッグ』や、机の上に散らばりがちな消しゴムのカスなどを受け止めるフチ付き『テーブルマット』など、リビング学習の環境を整えるグッズがたくさんあります。

今や定着してきたリビング学習。子どもがリビングで勉強に集中できるよう、参考にしてみてはいかがでしょうか。

『チャント!』は、CBCテレビで毎週月〜金曜日の夕方15:49 - 19:00に放送されている東海3県向けの夕方ワイドニュース・情報番組です。

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