ダイソーでお客さんの買い物を覗き見!商品のユニークな利用方法が明らかに
暮らしに役立つものから化粧品・工作材料まで、何でもそろう100円ショップの代表格「ダイソー」。繁華街などにある大型店では、品ぞろえは数万点にも及びます。今回は約1万8000種類の商品が並ぶ店舗でお客さんが何を買ったのか調査しました。
子どもたちを笑顔に!親子で楽しむグッズ
まずは、約1000種類の品ぞろえを誇る化粧品のコーナーから。
事務職の40代女性は、10年以上ダイソーの化粧品を愛用するヘビーユーザーです。今日のメイクももちろんダイソーで買った化粧品を使っています。
(事務職・40代女性)
「結婚・出産を経て金額的に(安いものを使うようになった)。昔に比べたら、品数も増えて良くなっていると思います」
自分の化粧品以外に、現在親子でハマっている「GEL NAIL SEAL」も購入。小学5年生の娘さんは最近おしゃれに興味が出てきたため、土日にネイルシールを貼って遊び日曜の夜に剝がします。
取材した日は休日。買って帰った後さっそく親子でネイルを楽しみました。
8歳の誕生日を迎えた娘さんを連れた親子連れの姿も。娘さんは、自身の誕生日会のために「プリンセスティアラ」やパーティー用「フィルムバルーン」などを購入。
家でパパとママに飾り付けてもらったグッズに囲まれて笑顔を見せました。
プラバンにシーリングワックス 皆さんの楽しみ方は
ダイソーの商品でいろいろなものを作る人もいます。文具コーナーにいた音声関係の仕事をする30代の女性は「プラバン」を買いに来ました。
プラバンは、プラスチック上の板になっていて、絵などを描いてオーブントースターで熱すると、縮んでかわいいアクセサリーやキーホルダーになります。
(音声関係・30代女性)
「飼っている猫のキーホルダーを作ろうと思って。足りなくなったので書い足しに来ました」
猫の写真をもとに色付けし、キーホルダーを何枚も作っては周囲の人に配っていて、あげた人からも好評です。
一方、個性的な服装の会社員30代の女性は「ローソク」を購入。シーリングワックスを始めるために買いました。
シーリングワックスとは、ロウを熱で溶かして手紙の封をするもの。中世ヨーロッパで使われていたと言います。
粒上のワックスをスプーンに乗せてローソクの火で溶かしていき、液状になったワックスを手紙の封をする部分に垂らします。
その後、固まる前に好きなスタンプをポンっと押すと、中世ヨーロッパ風のおしゃれな手紙が完成。アニメのイベントで仲良くなった島根県の友達に送る予定です。
人生の大きな節目!結婚式で友人たちを楽しませたい夫婦
花瓶コーナーで品定めする夫婦は、花瓶を10月に予定している結婚式でウェルカムスペースなどに飾ろうと考えていました。
2年の交際を経て、2021年7月に入籍した2人。奥さんが小さい頃から夢見ていた結婚式は、コロナの感染が収まらず諦めかけていました。
しかし、エステに来たお客さんから「自分のために人が集まってくれるのは、人生で生まれてくるとき、結婚式、葬式の3回だけ」という話を聞き、結婚式を挙げることを決意。
(エステティシャン・30代女性)
「生まれてくるときとお葬式は自分のために人が集まってくれているという意識がない。唯一、自分のために人が集まってくれていると感じられるのが結婚式だけだと思って」
コロナ禍でも集まってくれる友達を楽しませたいと考えたのが、広口のガラス瓶に写真を入れてテーブルに展示するというユニークな発想でした。
前撮りの写真をイラストにしたポスターもダイソーの写真立てを活用する予定です。
親子で楽しむ人、工作する人、結婚式で使おうとする人まで、ダイソーで商品を購入する人たちの人生をちょっとのぞき見ることができました。
CBCテレビ「チャント!」9月23日放送より