なぜ春は昼間に「ウトウト」してしまう? 眠くなったときの対処法とは 原因と対策を専門家が解説『チャント!』
寒さが和らぎ、暖かい日も増えてくるこの季節。しっかり寝たはずなのに、昼間ウトウトしてしまった経験はありませんか?実は春のウトウトには理由があると言います。そこで、春に眠くなってしまう原因と対策、眠くなったときの対処法をご紹介します!
なぜ春は昼間に眠くなる?春のウトウトの原因とは
この時季だからこその原因は、寒暖差。体温調節がうまくいかず、自律神経が乱れてしまうことで、夜に眠れなかったり昼間に眠くなってしまったりするそう。
また、冬から春への季節の変わり目は日の出の時間が早くなり、日の光で早く目が覚めてしまうのも原因の1つ。寝ている感じはしても、睡眠が浅くなっていることがあるのだとか。
さらに、花粉症によって引き起こされる鼻づまりで睡眠が浅くなり、昼間に眠くなってしまうこともあります。
個人差はありますが、大人は7時間の睡眠が必要と言われています。気付かないうちに睡眠不足になっていることがあるため、対策をして睡眠の質を上げるのが良いでしょう。
日中眠たくなってしまったら?春のウトウト対策
寒暖差対策には、寝室のエアコンの温度を22~24℃に設定するのがオススメ。寝室の温度を一定にして、しっかり睡眠をとります。
日の光で目覚めないように、厚手のカーテンを使って朝日を遮るのも効果的。起きるまではカーテンを開けないようにしたり、暗い環境を作ったりして睡眠の質を上げます。そして、起床したら光を浴びて目覚めることが大切。メリハリをつけて、昼間のウトウトを撃退します。
花粉症の方は、布団やシーツなど寝具の洗濯に注意が必要です。花粉を持ち込まないよう、春先は室内干しにして対策すると良いでしょう。
昼寝でスッキリ!眠くなったときの対処法
一番効果的なのは、30分昼寝をすること。横にならなくても、机で伏せるだけでも効果があるとのこと。また、目を閉じてぼーっとするだけでも十分休息になるそう。昼寝をすることでそのあとの眠気がなくなり、午後からの活動が活発になります。集中力もアップするので、昼寝はオススメ!
さらに、昼寝前にカフェインが入っているコーヒーを飲むことで、昼寝の効果を高めるそう。カフェインは飲んでから30分後に効果が出始めるため、30分の昼寝が終わる頃にスッキリと目覚められます。
“合谷(ごうこく)”と呼ばれるツボを押すのもオススメ。親指と人差し指の間を押すことで、眠気覚ましだけでなく、肩こりや疲れ目にも有効と言われています。
みなさんも参考にして試してみてはいかがでしょうか。
CBCテレビ「チャント!」3月12日放送より