安全な暮らしを守る!今日からできる防犯対策
新生活に向けて、引っ越しや身の回りの整理など、何かと慌ただしくなるこの季節。自分や家族の“防犯対策”は、しっかりできていますか?生活環境やライフスタイルが変わる時こそ、防犯に関する知識を高めておくことが大切。防犯グッズや簡単な護身術、地域の防犯活動を知ることで、自分と家族の暮らしを守る術を身につけておきましょう。
音と光を持つのが常識!
子どもを守る防犯グッズの選び方
『エスエスボディガード名古屋伏見店』では、不審者から身を守るための護身用グッズが約6,000点揃います。
子ども連れの客に多く売れているのが、「ライトつき防犯ブザー」(1,980円)。防犯ブザーは主に、「ボタンタイプ」と「ピンを抜くタイプ」の2種類がありますが、同店スタッフによると、“ピンを抜くタイプの方がより良い”といいます。
ピンを抜いて、音の鳴っている防犯ブザーを不審者に投げることで、不審者がひるむことが多いため、その隙に逃げられる可能性が高くなるのだそう。
さらに子どもには、防犯ブザーを2個持たせることが理想。
1個はランドセルにつけて、相手に防犯ブザーを持っていること“知らせる用”として使用。もう1個は、ポケットや首元にぶら下げることで“すぐ使える用”として持っていることが安全につながるのです。
防犯ブザーの他、小さいフラッシュライトを購入する親子も。強い光を向けることで、不審者が何も見えない状態になり、その隙に逃げることができるといいます。
「音と光を持つのが常識」という、現代の防犯グッズ事情。動画では、刃物による“切り”と“刺し”に強い「防刃Tシャツ」も紹介。新学期に向けた防犯グッズ選びの参考にしてみては。
■番組情報■
メ~テレ「ドデスカ!」
関心増!専門店に聞く子どもを守る防犯グッズの選び方・使い方
2024年12月20日放送
もしも、突然腕を掴まれたら…!?
護身術のプロが“身を守る技”を伝授
護身術を教えてくれたのは、「不二流体術」師範代・岩山和也先生。実践的な合気武術を教えており、学校やイベントで防犯の指導も行っている護身術のプロフェッショナルです。
早速、体をうまく使って男女の“力の差”を埋める稽古へ。まずは、腕を掴まれた時の対処法。
相手に片手で手首を掴まれた場合は、両手を握って後ろに引くことで、握られた手をほどくことができるといいます。また、両手を握って相手の脇をくぐり、下に引くことで、少ない力で相手から離れることもできます。
大事なのは、相手をひるませて、その隙に逃げること。両手で手首を掴まれた場合は、掴まれていない方の手で、相手の顔に当て身を入れることで、相手をひるませることができます。
岩山先生曰く、一番重要なのは大きな声を出すこと。その行動が“護身”につながり、不審者の存在を周りに知らせることができるのです。
動画内では、肩・胸ぐらを掴まれた時や抱きつかれた時の対処法も公開。体重のかけ方を意識することで相手を地面に倒す方法や、指の曲げ方ひとつで相手に強い痛みを与える方法など、女性や子どもでも実践できる護身術ばかりなので、動画を見ながら練習してみては。
■番組情報■
CBCテレビ「チャント!」
全力! お助けちゃん 「名古屋の街を歩くのが怖い」お悩みを解決します!
2020年3月25日放送
あいさつも大切な防犯活動!
地域全体で“安全な町”づくり
年々、増加傾向にある名古屋市内の犯罪件数。名古屋市によると、令和4年1月~12月における罪種別認知件数は、自動車盗394件、住宅侵入盗312件と政令指定都市のなかで、“ワースト1”という結果となりました。
名古屋市では、防犯パトロールを強化するべく、さまざまな取り組みを実施。「防犯ボランティア入門講座」では、地域の人々が防犯に関する知識をアップデートする講義が行われ、専門家と一緒に実際に狙われやすい所を見つけたり、その対策を学ぶ活動が行われていました。
『愛知県セルフガード協会』の防犯設備アドバイザーによると、犯罪の起こりやすい場所には共通点が存在。誰もが入りやすく、誰からも見えにくい場所には、注意が必要だといいます。
また、“あいさつ”も防犯につながる行動のひとつ。防犯で一番大切なのは、地域の連携とコミュニケーション。地域で「あいさつ運動」を行うことも大切な防犯活動となります。
名古屋市では、警察官OBが町に出向いて講義を行う「防犯市民講座」も実施。講義では、防犯パトロールのコツや空き巣や自動車盗難などの被害を防ぐ方法などを学ぶことができます。
動画では、防犯ボランティア入門講座の様子や参加者の声なども公開。地域による防犯活動はもちろん、住民一人ひとりが防犯意識を高めることが、犯罪や事故のない安全な町づくりへとつながっていくのです。
■番組情報■
中京テレビ「林修のナゴヤかるた」
#81 防犯パトロール
2023年11月5日放送
地域の安全を守る!
「青色防犯パトロール」とは?
「青色防犯パトロール」とは、地元ボランティアたちが、自動車販売店から提供された“青パト車両”で地域をパトロールし、街の安全を見守る活動。
警察だけでなく、ボランティアが参加することで、地域が一体となった活動が行うことができ、防犯活動を積極的にアピールすることで、犯罪の未然防止につながるといいます。
高齢化や後継者不足など問題を抱えているため、“学生ボランティア”の活動も必要となる防犯ボランティア。
そんな課題を解決するべく発足したのが、大学生による防犯ボランティア団体「学生防犯ボランティア APP(あいちパトロールピーポー)」です。
APPでは、愛知県内の大学生が地域の安全のため、パトロールや防犯啓発イベントなど警察と連携した活動を実施。青パト車両を使用して、地域のパトロール活動を行います。
パトロールでは、小学生の通学路や自転車盗難が多い場所などを巡回。その地域に合わせたパトロール活動を実施しているといいます。
APPとしての目標について、「青パト活動を通して、地域の安心と安全に貢献していきたい」と語ったAPPの学生たち。続けて、「一緒に青パト活動をする仲間も増えてくれたら嬉しいです」と話しました。
動画では、そんなAPPのパトロール活動の様子も公開。地域の安全を守るために、防犯について考えたり、防犯活動に参加してみては。
■番組情報■
東海テレビ「村上佳菜子の週刊愛ちっち」
地域の安全を守る! 防犯ボランティア 青色防犯パトロール
2024年10月17日放送