新幹線工場に潜入! N700Sの車両連結の貴重な瞬間!車体みがきはロボットアームで!?【新幹線の自由研究】 ~ 『新幹線図鑑S』
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新幹線の鼻のパーツ、取り外すと中には何が入っている?
颯爽と駅にやってきた新幹線『N700S』。2020年に誕生した最も新しい新幹線です。
その車両の先っぽに鼻みたいな部分、実は取ることが出来るんです。この鼻の中には何が入っているのか、分かりますか?
その正体を探しにやってきたのは、静岡県浜松市にある新幹線の専用工場。新幹線を安全に運行するための検査や修理が行われています。
ちょうど新幹線が工場に入っていっていますが、先頭車両は工場の中に入ったものの、他の車両はまだ移動の真っ最中。新幹線が画面いっぱいにになってもまだ最後の車両が見えません。
それもそのはず。新幹線1両の長さはおよそ25メートル、16両編成だと全長はおよそ400メートルにもなるんです。その長さがよく分かりますね。
さて、工場の中でいよいよ鼻のパーツを外していきます。鼻を外す作業を行うのは機械ではなくなんと「人」の手。
2つに分かれた鼻のパーツを順番に外すと、中から何か部品がでてきました。
この部品は『連結器』。工場の中を移動させるときなどに機関車を連結するための部品が鼻の中に納められていたんです。
最新車両N700Sの車両と車両はどうやって連結するの?
機関車を連結した先頭の1号車は、このあとと2号車と連結。合図とともにゆっくり1号車が動き始めました。
2号車は動かず、1号車が近づいてくるのをその場でじっと待機。車両同士がぶつからないよう慎重に慎重に近づけていき、一度合図が鳴って……連結完了!
大きな新幹線の車両同士、勢いよく連結しては壊れてしまうのでこうして慎重に慎重を重ねて連結作業を行うんです。
さて、新幹線工場の中を見ていると、珍しい光景を発見。なんと新幹線が車両に乗車してるじゃありませんか!
この新幹線を乗せている車両は『トラバーサ』というもの。工場の中を新幹線がスムーズに移動できるよう運ぶための専用車両なんです。
新幹線を載せたトラバーサは横に移動。新幹線では普段絶対出来ない動きですね。
最新のロボットアームでボディをみがく!一体どうやって?
『トラバーサ』に乗って運ばれた新幹線車両は、工場の中にある部屋へと入っていきました。
扉が閉まって何が始まるのかとみていたら、たくさんのロボットアームが登場!
ロボットアームの数は6本。先端に着いた大きなブラシで車体表面の汚れや油を取りながら繊細に削り取っています。抜群のチームワークは見ていて気持ちがいいですね。
作業が終わるとこのとおり。車体全体が明るくなりました。
汚れを落とした新幹線はまた別の部屋の中へ。今度は車体の色を全て塗り替えます。
新品みたいなピッカピカに! 新幹線はこうやって定期的に検査や修理を行い安全な運転を実現しているんです。
大迫力の連結シーンにロボットアームの息ピッタリな動きは動画でも配信中。ぜひYoutubeでご覧下さい。
後半は『新幹線輸送大作戦』に密着!深夜の道路を走る秘密の新幹線輸送の現場を完全取材。大きな新幹線が交差点を曲がるための秘密のワザとは……!?必見です!
[後編はこちら]
新幹線図鑑S
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【放送局】テレビ愛知
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※記事の内容は放送当時のものです。