乃木坂46・佐藤楓が豊橋市で音集め旅　夜の闇にシューッと高らかに揚がる火花の正体とは？『乃木坂46 佐藤楓　音色遺産』

2023年01月17日

ふと耳を傾けると、そこにはその町でしか聞くことのできない音色がある。

愛知県出身、乃木坂46の佐藤楓が、その町でしか聞く事のできない「オンリー1の音色」をキーワードに音集めの旅に出かけます。

【動画を見る】路面電車、手筒花火、みたらし団子…。佐藤楓が豊橋市の音色探しへ

愛知出身の乃木坂46 佐藤楓が音探しの旅へ

乃木坂46 佐藤楓が豊橋市で音探し

今回訪れたのは愛知県南東部に位置し、東三河では最も多い人口を有する豊橋市。

かつて城下町として栄えたこの街には、今も伝統が脈々と受け継がれています。

豊橋の街並みにチンチン、ガタンゴトンと響く路面電車の音

路面電車

チンチン、ガタンゴトンと街中に音を響かせているのが豊橋鉄道の路面電車。1925年に開業した路面電車は、現在も街の人たちの生活を支える豊橋市民自慢の鉄道です。

実は全国の路面電車の中で国道1号線を走るのは豊橋が唯一。鉄道としては最も急な井原交差点のカーブを曲がる様子は迫力満点です。

冬には車内でおでんを楽しむことができる「おでんしゃ」が登場。今シーズンも2023年2月26日まで運行予定です。

▶豊橋鉄道：https://www.toyotetsu.com/

200年の歴史を紡ぐ鰻の名店から聞こえる「べっぴん」な音

「丸よ」の鰻

豊橋市にある「丸よ」は200年以上の歴史を持つ鰻の老舗。トントントンと目打ちした鰻に包丁を当てると、ザザッと一太刀で開きに。タレをたっぷりとからめて炭台に乗せれば、ジュジューッと香ばしい音が厨房に響きます。

素焼きした鰻は蒸してから仕上げる関東風スタイルの蒲焼きが丸よの伝統。その美味しさは丸よのルーツである割烹料理店が「頗別品（すこぶるべっぴん）」と看板に掲げるほど。大きな鰻の蒲焼きが乗った「ぺっぴん」のうな丼、立ち上る湯気から食欲がそそられます。

▶丸よ：https://www.maruyo-gr.com/maruyo/

シューッと高らかに揚がる勇猛果敢な豊橋手筒花火

手筒花火

豊橋の街中にひっそりと佇む吉田神社は、およそ900年の歴史を誇る古社。源頼朝や今川義元も崇敬したという由緒ある神社です。

この吉田神社が発祥と言われているのが「手筒花火」。約1mの竹筒に火薬を詰め、人が掲げて揚げる東三河地方に伝わる伝統の花火です。

毎年7月に吉田神社で開催される豊橋祇園祭では、多くの男衆たちが一列に並び、手筒を抱えて花火を打ち上げます。舞い落ちる火の粉もなんのその。その勇猛果敢な姿もまた、豊橋で受け継がれてきた伝統です。

▶吉田神社：http://toyohashi-yoshida.com/

老舗和菓子店の名物はジリジリ、パチパチと焼き上がるみたらし団子

みたらし団子

1876年創業の老舗和菓子店「大正軒」もまた豊橋で愛され続けてきたお店。名物はみたらし団子。実はこのみたらし団子は味だけではなく「焼き方」も名物。

「大正軒」の店先に置かれたオリジナルの機械でみたらし団子を焼き上げる様子を見ることができるんです。

先代である4代目が「子どもたちに見て楽しんで欲しい」と1963年に導入したみたらし焼き機。現在は改良を重ねた3機目が稼働しています。たれにとっぷりとつかった団子がヒーターの間を通るとパチパチと美味しい音色を奏でます。

老舗の技術がぎゅっと詰まった機械で焼かれるみたらし団子。今日も子どもたちを笑顔にしています。

動物園のシロクマが聞かせる豪快な水しぶきの音

シロクマ

様々な動物の足音や鳴き声がにぎやかに響くのは、豊橋市民がこぞって足を運ぶ豊橋総合動物公園。

動物が豊かに過ごせるように配慮された広大な敷地の中で、およそ140種類800棟の動物が暮らしています。

シロクマが聞かせてくれる自慢の音は、水中の魚をめがけて飛び込むバシャーンという水音。テナガザルもホワーッホワーッと良い声を響かせます。子供たちはもちろん、大人も楽しめる豊橋市民憩いのスポットです。

▶のんほいパーク：https://www.nonhoi.jp/

－2022年11月7日(月)～11月11日（金）　テレビ愛知「乃木坂46 佐藤楓音色遺産」より

豊橋市ダイジェスト版を配信中！動画はこちらから