4年ぶりに「熊野大花火大会」が開催!熊野市に行ったら見るべき世界遺産&ご当地グルメをご紹介!『チャント!』
三重県熊野市で4年ぶりに開催される「熊野大花火大会」。江戸時代から300年以上続く夏の風物詩で、約1万発の花火が夜空を彩ります。そんな熊野市にある観光スポットや名産をご紹介します!
世界遺産にも登録!熊野大花火大会のフィナーレを飾る舞台「鬼ヶ城」
三重県南部に位置する、海と山に囲まれた人口約2万人の町「熊野市」。海沿いで一際目を引くのが、大地震による隆起と激しい波による浸食でできた海食洞の「鬼ヶ城」です。
約1.2kmの間に大小無数の洞窟や奇岩が立ち並んだ国の天然記念物で、熊野三山への参道である熊野古道とともに世界遺産に登録されています。
「熊野大花火大会」では、その「鬼ヶ城」の岩場を利用したフィナーレの花火「鬼ヶ城大仕掛け」が名物。他の花火大会では味わえない爆風と音が体感でき、迫力満点!
明治から続く伝統製法!熊野灘の旬の魚を使った「干物」
熊野市では、熊野灘で水揚げされた海産物を使った干物の生産が盛んに行われています。
明治9年創業の老舗干物店「畑辰商店」では、厳選した魚のうま味を最大限に引き出すため、薄い塩水につけて一晩寝かす伝統製法で干物が作られており、全国から注文が入るほど人気です。
長年愛され続けている伝統の干物は、お土産にもオススメ!
熊野市民のソウルフード!郷土料理「めはり寿司」
築140年の古民家を改修した、熊野市の魅力を発信する「熊野古道おもてなし館」。休憩や食事ができる他、展示や名産品の販売なども行っています。
オススメのグルメは、鮮度の良い魚で作られた干物と熊野名物「めはり寿司」がセットになった「めはり定食」。
塩漬けした高菜の葉っぱでご飯を包み、刻んだ高菜が中に入った「めはり寿司」は、“目を見張るほどおいしい”ことからその名がつけられたとも言われる熊野市民のソウルフード。古くから愛され、シンプルながらも深い味わいが楽しめます。
店内には、地元小学生がデザインしたという“花火玉”の形をした募金箱や、花火大会の関連グッズであるトートバッグなどの商品も。「熊野大花火大会」に注ぐ地元の方の情熱や煙火店への支援、花火大会存続への思いが伝わります。
みなさんも、熊野市の魅力にふれながら「熊野大花火大会」を楽しんではいかがでしょうか。
CBCテレビ「チャント!」8月18日放送より