梅と桜のシーズン到来!春を探して、豊川市 : 2ページ目
桜の帰り道に、麦茶ラテ。
お茶カフェで自家製スイーツを堪能
赤塚山公園から車で約7分ほど。豊川のまちに、お茶の香りがふわりと漂う場所があります。
豊川市の製茶問屋「井指製茶」が手がける、『1_34cafe(イサシカフェ)』。2023年8月にオープンしたこのカフェは、80年以上続く製茶問屋が、“カジュアルにお茶をもっと身近に楽しんでほしい”という思いから生まれました。
カフェの立ち上げに携わったのは、当時学生だった「井指製茶」の三姉妹。今回は、三姉妹の長女・りかさんにお話を伺いました。
さまざまなお茶をカフェスタイルで楽しめる同店。格式ばった空間ではなく、あえて日常にあるような食器を使う。和のイメージに寄りすぎず、洋菓子との組み合わせも提案する。“お茶屋さんだから和”という枠を、スタイリッシュな空間やオリジナルのメニュー展開で、やわらかくほどいています。
店内存在感を放つのは、大きなガラス窓の向こうに見える「麦茶の焙煎機」。
実はこの場所、もともとは工場の作業場だった場所をリノベーション。全国でもわずか3軒ほどしか扱っていないという「砂煎り焙煎機」をガラス越しに見ることができるのです。
砂煎り焙煎とは、熱した砂を使って麦を煎る、昔ながらの製造方法。砂の遠赤外線効果によって、麦の芯までじっくりと火が通り、香ばしさと甘みを最大限に引き出すことができます。
タイミングが合えば、焙煎機の稼働風景を見られることも!“見て、香って、味わう”お茶体験を楽しむことができます。
看板メニューは、「麦茶ラテ」(700円)。“抹茶ラテやほうじ茶ラテがあるなら、麦茶だってラテになるはず!”そんな発想から生まれたといいます。
浅煎りと深煎りの2種類があり、オリジナルのラテベースに牛乳を合わせた一杯は、麦の香ばしさを感じながらも、驚くほどまろやか!グラスの底にラテベース、仕上げに粉砕した麦茶の粉をふりかけ、ひとくちごとに味わいが変化します。
原料となる焙煎麦は、“試食用”としてそのまま食べることが可能。香りと実の甘みを楽しめるのも魅力です。
スイーツはすべて自家製。ソースや生クリーム、あんこまで丁寧に仕込まれています。なかでも印象的なのが、「和紅茶のベイクドチーズケーキ」(700円)。
生地にもソースにも和紅茶を使い、口に運ぶたび、豊かな香りが広がります。ふんわりとした食感とやさしい口当たりは、幅広い層が親しみやすい味わいとなっています。
スイーツメニューは、ケーキ2種、プリンなど5種類。春には桜を取り入れた季節限定メニュー、さらには“麦茶アイス”のグランドメニュー化を予定しているといいます。
お茶の種類は自家焙煎麦茶や玉露芽茶、和紅茶など6種類で、ストレートやラテ、炭酸割りなどさまざまなスタイルで提供。一三四茶(緑茶)から1品種選び、何杯でも楽しめる「体験お茶セット」(1,100円)もおすすめです。
また、テイクアウト限定で日本茶のボトリングサービスも実施。店内に約20種類並ぶ「一煎パック」(1個260円)から好みのお茶を選び、水やお湯をボトリングしてテイクアウトすることができます。
老舗の技と三姉妹の若き発想力が融合した『1_34cafe』。お茶は幅広い世代に親しまれることから、客層は赤ちゃんから若い世代、シニア層までとても幅広いといいます。
桜シーズンを控え、りかさんは、「桜を見た帰り道に、家族で来ていただいてもいいですし、カフェメニューはテイクアウト。スイーツやお茶を“おとも”に、お花見を楽しんでいただけたら嬉しいです」と春の楽しみ方について教えてくれました。
■店舗情報■
1_34cafe
電話番号/なし
住所/豊川市市田町大道下22−2
営業時間/11:00~18:00(L.O.17:30)
定休日/月曜・火曜(祝日の場合は営業の可能性あり)
駐車場/あり
https://134cafe.com/