海と街と、おいしいもの。 初夏の蒲郡さんぽ
海と街の距離が近い蒲郡市。海鮮を豪快に味わえる浜焼きBBQや海の幸を堪能できるランチ、美しい景色に癒される“あじさい祭り”など、蒲郡の自然を体感できるスポットを集めました。海を眺めて、おいしいものを食べて、少し寄り道して。初夏を楽しむ、蒲郡さんぽへ出かけてみては。
※この記事の一部内容は放送当時の情報を基にしているため、情報・価格等は変更となっている可能性があります
“クセ強ポップ”が好奇心を刺激!
日本一の深海展示にハマる、竹島水族館
今年で開館70周年を迎える、愛知県蒲郡市の『竹島水族館』。2024年には大規模リニューアルを行い、新館には深海の大水槽やカピバラエリア、アシカプールなどが誕生。さらに、同館が力を入れてきた“深海生物の展示”がよりパワーアップしました。
今回、話を聞いたのは、アシカやカピバラなど哺乳類の飼育を担当する桃井さん。多種多様な深海生物はもちろん、“飼育員たちの熱量”が伝わるユニークなポップも注目を集める同館。
同館の見どころから個性豊かな発信の裏側、そして現在妊娠中だというオタリアの「ラブちゃん」の話まで、たっぷり聞いてきました。
約16種類の深海生物を展示!
タカアシガニを下から覗ける大水槽
まず向かったのは、深海生物を展示する大水槽が目玉の新館。「この大水槽を作るために、新館を建てたようなものですね」と桃井さんは話します。
実は新館にある水槽は、この大水槽ひとつだけ。その理由には、竹島水族館ならではの事情がありました。
蒲郡は、日本でもトップクラスの深海生物の水揚げ量を誇る地域。そのため、以前から深海生物の展示に力を入れていたといいます。ただ、これまでは水槽が小さく、漁師さんから珍しい深海生物をもらっても、展示しきれないことが多かったそう。
そこで、“もっと深海を推したい”という思いから、2024年に行われたリニューアルでは、深海エリアの展示比率を拡張。新館には、どんな深海生物でも入る大水槽を作ったといいます。
水槽の中には、約16種類の生き物を展示。その中でも目を引くのが、タカアシガニです。
世界最大の甲殻類とも呼ばれるタカアシガニは、大きいものだと脚を広げて約3メートルにもなるそう。現在、この水槽には16匹が展示されています。
大水槽は深海映像を参考しながら、タカアシガニが歩く岩場の環境を再現。骨のレプリカなども置かれ、“深海の海底”をイメージした空間になっています。
そして、水槽の反対側へ回ると、今度は下から覗き込める構造に!カニのお腹側を、間近で観察することができます。
桃井さんによると、「深海をテーマにした水槽で、下から見上げられる展示は、おそらく日本でここだけ」。毎週土曜日には、“深海もぐもくタイム”が開催され、タカアシガニがアジを抱えて食べる様子を見ることもできるそうです。