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広島への原爆投下から80年…市中心部で被爆した木の子孫にあたる苗木を中学生が植樹 「戦争がなくなってほしい」

08.06(水)11:57

8月6日は広島原爆の日です。愛知県みよし市で、80年前に被爆した木の子孫にあたる苗木が植樹されました。 みよし市役所前の広場では、原爆が投下された午前8時15分に黙とうをしたあと、1週間前に平和学習のため広島市に派遣された中学生らが「被爆アオギリ二世」の苗木を植樹しました。 広島市中心部で被爆し再び芽吹いたアオギリの木は、現在は平和記念公園で成長を続けていて、その種から育てたアオギリ二世は平和の象徴とされています。 中学生たちは94歳の被爆者の男性から体験談を聞いたということで、平和や核兵器廃絶への願いを込めてスコップを握っていました。 中学3年の林さん: 「世界からどうか戦争がなくなってほしい、二度と核が落とされないようにしてほしいという思いを込めて、(植樹を)させていただきました」 中学2年の中村さん: 「(広島で)見てきたアオギリのように太く立派に、しっかり平和を象徴できるように育ってくれればいいと思います