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名古屋市の観光プロモーション事業贈収賄 元担当課長の男が起訴内容認める 検察が懲役1年6か月など求刑 名古屋地裁

08.06(水)16:46
名古屋市の観光プロモーション事業で発注の見返りに現金を受け取った罪に問われている元担当課長の男の初公判で男は起訴内容を認めました。
起訴状などによりますと、名古屋市観光交流部の元担当課長・大塚勝樹被告は、おととし3月から去年12月にかけて、市の事業を発注する見返りに、広告会社「ニック」の役員、桑原清美被告から現金約28万円を受け取り14万円ほどの預かり金の返還を免れた収賄の罪に問われています。
6日開かれた初公判で、大塚被告は、「間違いありません」と起訴内容を認めました。
検察側は、「公務員の職務を私物化し、巧妙に計画した悪質な犯行」などと指摘し、大塚被告に対し懲役1年6か月と追徴金約43万円を求刑しました。
一方、弁護側は、執行猶予付きの判決を求めています。
判決は、9月4日に言い渡される予定です。