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リニア中央新幹線 春日井市~名古屋駅「名城工区」全体で地下トンネル工事完了が約3年半遅れる見込み JR東海

08.06(水)16:25
リニア中央新幹線の名古屋市中心部を通る、地下トンネル工事の完了が、約3年半遅れる見込みであることがわかりました。
JR東海によりますと、愛知県春日井市から名古屋駅までの「名城工区」では、これまで、地上などへの工事の影響を調べる「調査掘進」が行われていましたが、掘進は想定以上に時間がかかりました。
そのため、春日井市の勝川非常口から名古屋市中区の名城非常口までの区間で、来年春ごろ始まる予定の本格的な掘進は完了が約2年遅れる見込みだということです。
さらに、名古屋駅までを合わせた「名城工区」全体では、当初予定されていた来年3月の工事完了が、約3年半遅れる見込みです。
一方、「調査掘進」の結果、工事による地上や地下水への影響は確認されなかったということです。
リニアの開業は2035年以降の見通しですが、JR東海は今回の工事の遅れは開業スケジュールに影響しないとしています。