御在所岳「おばれ岩」が崩落する恐れ 24日に降った雨が影響か

05.28(水)17:01
三重県と滋賀県の県境にある御在所岳で、巨大な岩が崩落する恐れがあることがわかりました。
三重県菰野町などによりますと5月25日、御在所岳の中腹にある「おばれ岩」と呼ばれる2つの岩が倒れかかっているのを登山客が見つけました。
「おばれ岩」は高さが約10メートルで、母親が赤ちゃんをおんぶしているように見えることから名づけられました。
倒れかかる前の「おばれ岩」と26日に撮影された「おばれ岩」の写真を比べると、傾きが大きくなっていることがわかります。
24日に降った雨が影響している可能性があるということで、菰野町は登山客に、「おばれ岩」の近くの登山道を利用せず、他の登山道を利用するよう呼びかけています。