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“ご当地映画”めぐるトラブル 岐阜・関市が制作会社の社長を刑事告訴 補助金2000万円の返還求める訴訟も

06.02(月)18:57
岐阜県関市のご当地映画をめぐり、市が制作会社の社長を刑事告訴です。
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この問題は、関市が映画「名もなき池」の制作に補助金2000万円を支給したものの、交付の条件を満たしていないなどとして兵庫県の制作会社「イロハスタンダード」に2000万円全額の返還を求めているものです。
関市は制作会社が映画制作に関して偽造した請求書を市に提出したなどとして、イロハスタンダードの社長を、偽造私文書行使の疑いで刑事告訴し、受理されたことを明らかにしました。
(関市 山下清司市長)
「お金の回収というかそういったことを訴えてきたが、犯罪行為については見過ごすことができない」
また、関市はイロハスタンダードと取締役3人を相手に、補助金2000万円と加算金などの支払いを求める損害賠償請求訴訟の提訴を決めました。これに対し制作会社の代理人の弁護士は「全額を返還するという内容で市と交渉を進めていた。不合理な意思決定で極めて遺憾」と話しています。