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中部管区警察局長が愛知の大学生に呼びかけ「複雑化する捜査に関心を持って」 民間との人材獲得競争が激化

07.15(火)17:53
将来の進路選択の参考にしてもらおうと、中部管区警察局の局長が愛知県豊田市の大学で講演しました。

中部管区警察局は、中部6県の広域での犯罪捜査や災害対応の調整などを行う警察庁の地方機関です。
15日は、中部管区警察局の郷治知道局長らが豊田市の愛知工業大学を訪れ、コンピューターシステムなどを学ぶ情報科学科の3年生約200人に講演しました。
郷治局長は、警察の組織や業務内容について紹介したあと、サイバー犯罪や匿名流動型犯罪グループ「トクリュウ」の出現で、捜査が年々複雑化していると説明。
容疑者から押収したスマートフォンやパソコンなどを解析する「技術職」の需要が高まっていることから、警察の仕事に関心を持って欲しいと大学生に呼びかけました。
最近は企業などとの人材獲得競争が厳しさを増しているということで、中部管区警察局は今後もこうした活動を通して、警察の仕事の魅力を伝えていくことにしています。