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小学生が「とち餅」作り 伝統受け継ぐ授業 三重・尾鷲市

12.06(土)08:27
三重県尾鷲市の小学校で、地域の伝統を受け継ぐ授業としてとち餅作りが行われ、児童らが餅つきに汗を流しました。
尾鷲市賀田町は、江戸時代、飢きんで食べるものが無くなったときに、とちの実を食べて飢えをしのいだことから、町の宝として「とちの木」を大切に保護しています。
賀田小学校では、20年ほど前から総合学習の一環として、とちの実拾いやとち餅作りが行われていて、5日、先生や地元の人の指導で児童らが餅つきを行いました。
重いきねに悪戦苦闘しながらつくった餅は、約300個。
児童:
「ちょっと難しいところもあったけど、できたのでよかったです」
「家族でおいしく食べたいです」
出来上がったとち餅は、家に持ち帰り家族で食べたり、お世話になった地域の人たちにおすそわけしたりするということです。





