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岩手・陸前高田市への東日本大震災の復興支援 来年3月に全面終了へ 愛知・名古屋

12.06(土)00:49
名古屋市が、東日本大震災の直後から続けてきた、岩手県陸前高田市への全面的な支援を、今年度で終了することを決定しました。
2011年の東日本大震災で、陸前高田市では100人を超える市職員が死亡や行方不明となり、行政の運営が困難だったため、名古屋市は「行政丸ごと支援」として、全面的に支援をしてきました。
発災直後から、のべ262人の職員が現地に派遣されましたが、5日の会議で来年3月をもって終了することを決定しました。
沿岸部のかさ上げ工事や区画整備など、街の立て直しを支援し、作業がおおむね完了したことを受けての判断だということです。
名古屋市 広沢一郎市長:
「災害の復興の実務に当たったことが、我々の知見となって、我が身に降りかかったときに、みずからの復興に役に立つ」
陸前高田市とは、支援をきっかけに、2014年に友好都市の協定を結んでいて、今後も、両市の市民団体や中学生が互いに訪問し合うなど、交流を続けるとしています。





