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アスベスト含む廃棄物を放置か 労働安全衛生法違反の疑いで産業廃棄物収集運搬会社と社長を書類送検 愛知・一宮市
01.16(木)16:26
愛知県一宮市で、アスベストが含まれる廃棄物を飛散する恐れがある状態で屋外に放置したなどとして、愛知労働局は、名古屋市の産業廃棄物関連の会社と男性社長を書類送検しました。
労働安全衛生法違反の疑いで書類送検されたのは、名古屋市港区の産業廃棄物収集運搬会社「サーライン」と、72歳の男性社長です。
愛知労働局によりますと、「サーライン」は、おととし8月以降、アスベストを含む廃棄物を、一宮市千秋町にある屋外の保管場所に、飛散する状態のまま放置した疑いが持たれています。
また、作業員に対して防じんマスクを使用させなかったほか、アスベストを含む廃棄物を別の業者に譲渡していた疑いも持たれています。
愛知労働局は、男性社長の認否を明らかにしていません。
アスベストは、吸引すると肺がんなどの健康被害を引き起こすため、製造や使用、譲渡などが原則禁止されています。