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「別の病院が頭の中に…」心肺停止の患者搬送中の救急車が道間違え到着遅れる 死亡確認され遺族に謝罪
01.16(木)17:39
三重県の鳥羽市消防本部は心肺停止の患者を搬送中の救急車が道を間違え、病院への到着が遅れたとして、1月16日に謝罪しました。 鳥羽市消防本部は14日、急病の高齢患者を救急車で搬送していた隊員が、病院へのルートを間違えて1.4キロほど走行し、到着が予定より4分ほど遅れたと発表しました。 患者は搬送を始めた時点で心肺停止状態で、車内で救命処置は続けていたものの、病院で死亡が確認されました。 運転していた隊員は「直前に別の患者を搬送した病院が頭の中に残っていて、道を間違えてしまった」と説明しているということで、鳥羽市消防は遺族に謝罪しました。 一方で「医師からは到着の遅れと死亡との因果関係はないという見解を得ている」としています。