夫「きれいな人だなあと思いました」妻「初めて聞きました」　半世紀一緒に歩んできた夫婦を祝う　愛知

半世紀を一緒に歩んできた夫婦が、結婚50年を祝いました。

東郷町の石橋直季町長から祝い状をもらったのは、2025年、金婚式を迎えた6組の夫婦です。結婚50年の節目を祝う式典が東郷町で開かれました。

稲垣浩司さんと美千代さん：
「ありがとうございます」

東郷町に住む稲垣浩司さんと妻の美千代さんです。結婚したのは1975年、知人の紹介でお見合いをしたといいます。

稲垣浩司さん：
「それなりにきれいな人だなあと思いました」

稲垣美千代さん：
「初めて聞きました。照れ屋ですのでそういうことは絶対言わないんです」

50年間、ともに歩んで来られた秘訣とは。

稲垣美千代さん：
「普段からどんな些細なことでも全部話しをしていました」

稲垣浩司さん：
「隠し事をしなけりゃねあまりいさかいはないのかな。大きなけんかはしたことないです」

稲垣美千代さん：
「ないねー」

稲垣浩司さん：
「奥さんは不満があればしゃべる人なんです。それを聞けば収まる」

稲垣さん夫妻には子どもが3人と孫が6人いて、お盆や正月には集まって、にぎやかに過ごしているそうです。これからの夫婦の目標を聞いてみると。

稲垣浩司さん：
「珍しいところに旅行をずっと2人で健康で続けられれば。旅行は1人で行ってもつまらないですから、2人で行くからいいんで、それが続けられればいいかな」