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地震から1年余り…「輪島塗職人たちの作品展」震災を生き抜いたものや新作など500点以上 名古屋栄三越
01.15(水)21:32
能登半島地震で被災した輪島塗の職人たちの作品を展示・販売するイベントが、名古屋市中区の名古屋栄三越で開かれています。 1月15日から始まった「輪島塗職人たちの作品展」は、輪島塗の職人や漆器店などの有志のグループが企画したもので、震災を生き抜いた作品に新作を加えた500点以上が出品されています。 1枚ずつ貼ったアワビの貝殻の装飾が輝くお香入れや、お酒を入れると桜やモミジの模様が美しくゆらめくぐい呑みなどが並び、自らも被災した職人たちが接客します。 出品した作家の1人、池端龍司さんは住宅兼工房が全壊し、自身も大けがをしました。 わじま龍作の池端龍司さん: 「地震で会社も家も倒壊しまして、全壊になりました。目標はやっぱり元に戻ることですね。僕が3代目なので次につなげられるように、元のような会社を復活させるのが一番ですね」 客: 「みんなが1個ずつでもお箸でもいいから買ったら全然違うと思うし、サポートしていきたいです」 この展示販売会は1月21日まで開かれています。