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南海トラフの巨大地震 今後30年以内の発生確率「80%程度」へ引き上げ 地震調査委員会が再計算
01.16(木)00:30
15日午後に開かれた、政府の地震調査委員会で、南海トラフ地震の発生確率が再計算され、今後30年以内に「70~80%」とされていた発生確率が「80%程度」に上がりました。
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政府の地震調査委員会は、15日、定例会議を開き、南海トラフ地震などの海溝型地震や主な活断層による地震の長期評価について検討しました。
その結果、南海トラフで、マグニチュード8から9クラスの地震が今後30年以内に発生する確率が、これまでの「70~80%」から「80%程度」に上がりました。
地震調査委員会の委員長を務める東京大学の平田直名誉教授は「去年や13日の日向灘の地震は発生確率の上昇に関係ない。引き続き、いつ地震が起きてもいいように備えて頂きたい」などと注意を呼びかけました。