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「火葬場が足りない」愛知県みよし市の死亡者数、2060年度には約2倍に 新しい火葬場を単独で建設へ
01.15(水)19:10
火葬事務を豊田市に委託しているみよし市は、新しい火葬場を単独で建設すると発表しました。みよし市の小山祐市長は、市単独での火葬場の建設を発表し、建設候補地や今後の方針などについて会見を開き、説明しました。
単独で火葬場を建設することを決めた背景に死亡者数の増加があります。
みよし市の試算によると、みよし市における死亡者数は近年、増加傾向にあり、2060年度には2023年度の約2倍になる見通しです。みよし市は現在、豊田市の古瀬間聖苑に火葬事務を委託していますが、死亡者数の増加で火葬能力がひっ迫して、時期によっては火葬を待つこともあるということです。
建設候補地は今後、大学教授などの有識者や市の職員で構成する選定委員会で決定し、周辺住民への説明会などを通して理解を得る方針です。火葬場の建設について周辺住民からの反対も予想されることについては…
みよし市 小山祐市長:
「建設について迷惑施設だから反対という意見を持っている市民も一定数いるが、そうした意見が大勢を占めているという状況にはないと思っている。丁寧に説明をして理解を得たい」
みよし市市民:
「ここらへんは栄えてきて豊田みたいに山の奥の土地はない。建設は仕方がないと思うのでいいかなと思う」
「丁寧に説明して、(住民に)理解をしてもらってやってもらうこと。それが1番平和だと思う」