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“制御困難”な程のスピードか…71歳男の車が横断歩道に突っ込み3人が死傷した事故 危険運転致死傷の容疑で送検

10.16(木)18:59

名古屋駅近くで軽自動車にはねられ3人が死傷した事故で、逮捕された運転手の男(71)が、制御困難なほどの速度で突っ込んだとみられることが分かりました。 名古屋市の職業不詳・鳴海洋容疑者(71)は今月15日、名古屋駅近くで横断歩道に軽自動車で突っ込み、男女3人をはねた過失運転致傷の現行犯で逮捕されました。 3人のうち、稲沢市の会社員・田中幸子さん(49)が死亡、男女2人が重傷です。 田中さんを知る人: 「にこっとされて挨拶してくれる、本当にいい方で。本当に気の毒、そういう言葉しか出てこないです」 現場は下り坂を降りたカーブの先で、鳴海容疑者はカーブを曲がることができる限界速度を超えた時速60キロほどで突っ込んでいたことが、捜査関係者への取材で分かりました。 鳴海容疑者は「人にぶつかっていない」と容疑を否認していますが、警察は車の制御が困難な速度で事故を起こしたとして、容疑を危険運転致死傷に切り替えて、16日朝に送検しました。 供述には曖昧な点もあり、警察は認知機能に問題があった可能性もあるとみて調べています。