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魚のあらや汚水を海にそのまま捨てた疑い 三重・紀北町の水産加工会社長らを書類送検 尾鷲海上保安部

10.16(木)17:10
水産加工の過程で出た廃棄物をそのまま海に流していたとして、三重県紀北町の会社と社長らが書類送検されました。

廃棄物処理法違反と水質汚濁防止法違反の疑いで16日に書類送検されたのは、紀北町の水産加工会社「丸徳誠洋水産」とその社長、工場長です。
尾鷲海上保安部によりますと、「丸徳誠洋水産」は今年7月2日から14日にかけて、計27.35kgの魚のあらなどの廃棄物を長島港に排出した疑いがもたれています。
また、今年6月23日から26日にかけて、水質汚濁防止法に基づく排水基準の限度を超える動物性油脂などを含んだ汚水を長島港に排出した疑いももたれています。
動物性油脂は、最大で排水基準の限度の33倍も含まれていたということです。
尾鷲海上保安部の調べに対し、社長らは容疑を認めているということです。