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「借金の返済で手をつけた」名古屋市職員共済組合の口座から519万超不正に引き出し男性職員懲戒免職

05.29(木)18:11
名古屋市職員共済組合は、組合の口座から500万円以上を不正に引き出し、着服したとして、65歳の男性職員を5月29日付けで懲戒免職にしました。また、業務上横領の疑いで警察に告訴状を提出しています。
組合によりますと、元職員は2024年8月から2025年4月までの間に、自身が管理していた貯金事業の口座から、31回に渡って不正に現金を引き出し、着服したということです。不正に引き出した現金は合わせて519万6000円で、このうち55万5000円は口座に戻したため、被害額は464万1000円でした。
4月11日に男性職員からの申し出があり発覚しました。元職員は組合の聞き取りに対し、「借金の返済で手をつけた」などと話していて、5月14日に全額返済しています。
名古屋市は、管理監督が不十分だったとして、元職員の上司であった総務局の課長補佐を減給10分の1(1カ月)とするなど、3人を29日付けで懲戒処分にしました。