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飛騨高山で伝統工芸品「宮笠」作り佳境 農閑期に300年、受け継ぐのは1軒だけ
01.16(木)17:07
岐阜県高山市一之宮町で、伝統工芸品の「宮笠」作りが最盛期を迎えています。
高山市一之宮地区の「宮笠」は300年ほど前から作られているといわれ、かつては農閑期の仕事として100軒近くの農家で作られていましたが、今では問坂さん宅1軒のみとなりました。
問坂さんの自宅では、義一さんと息子の和彦さんが作業に追われています。
ヒノキやイチイの木の皮を薄く削り、それを編み合わせて作っていきます。
蝉の模様の「蝉笠」やヒノキとイチイで作る紅白のものなど4種類ありますが、どれも製作には2時間から6時間ほどかかるということです。
宮笠は、1月24日に高山市で開かれる「二十四日市」で販売されます。