“スガキヤ”の新業態…鍋焼きうどん専門店『一得庵』特徴は5分少々のスピード提供と自分好みのカスタマイズ
東海地方のソウルフードとして知られるラーメンの「スガキヤ」が、岐阜県各務原市に2024年11月、「鍋焼きうどん」の専門店をオープンしました。
■「スピード提供」と「カスタマイズ」が魅力のうどん専門店
各務原市にある「イオンモール各務原インター」のレストラン街に11月、鍋焼きうどんの専門店『一得庵(いっとくあん)』がオープンしました。
看板商品は「鍋焼きうどん 甘辛醤油」です。牛肉をトッピングすることで、すき焼き風の味わいが楽しめますが、店一番の特徴は「スピード提供」と「自分好みにカスタマイズできる」ことです。 麺は、平打ち麺と普通の麺から選べます。
スープは、味噌・キムチチゲ・カレー・白だししょうゆ・甘辛しょうゆの5種類から選べます。
そして、白菜や水菜など9種類の具材が入れ放題です。野菜の価格が高い今、ついつい入れすぎてしまう人も多いようです。
客: 「自分で好きなだけ取って、好きな野菜を入れられるのはすごく新しいなって思いました」 別の客: 「えのきをたくさん取ったんですけど、入れすぎました」 その後は、選んだ具材を店員さんに渡して出来上がるのを待ちますが、注文から5分少々でテーブルへ届けられます。
鍋焼きうどんといえば、普通は出来上がるまで20~30分くらいはかかることもあります。一得庵では、茹でやすいように工夫した自家製麺を使用し、野菜は前もって細かく切るなど、少しでも早く提供できるように準備がされていました。 客: 「早くてこれだけのものが提供できているのはすごく感動しました」
■3月にはたこ焼き店も…スガキヤがすすめる“新業態”
一得庵は、ラーメンでお馴染みの「スガキヤ」の新業態です。
スガキヤは2024年3月、ラーメンのダシを生かしたたこ焼き専門店をオープンさせるなど、他にも新業態の店をオープンしています。
スガキコシステムズマーケティンググループの担当者: 「より身近に幅広い年齢層のお客さまに楽しんでいただけるようなお店づくりをしたいなと思いまして、様々な新業態にチャレンジさせていただいております」 これまでの年齢層とはまた違った客層をターゲットにした新業態。鍋焼きうどんのお店は連日満席状態で、出だし好調のようです。