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遺族と和解が成立 病院がインスリンの濃度・点滴のペース誤る 病院側が2550万円の損害賠償支払い

11.22(土)08:02
愛知県一宮市の一宮市立市民病院が2017年に糖尿病の患者に誤った濃度のインスリンを投与するなどした結果、患者が死亡したとして、損害賠償金2550万円を遺族に支払うことで、和解したことが分かりました。
一宮市立市民病院によりますと、2017年、1型糖尿病の30代の男性患者が、救急搬送された際、医師が投与したインスリンの濃度と点滴のペースが誤っていたということです。
その結果、男性は救急搬送からおよそ3時間半後に死亡しました。
事故調査委員会は、インスリンが正しく投与されなかったことが、男性の死亡につながったと判断し、病院側は、男性の遺族に損害賠償金として、2550万円を支払うことで、和解しました。
損害賠償金は、来月の一宮市議会に提出される補正予算案に盛り込まれます。





