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約53万円→約64万円に…名古屋工業大学が授業料を独自に大幅値上げへ 設備の老朽化や人件費・物価の高騰などで

09.26(金)17:36

名古屋工業大学が、東海3県の国立大では初めてとなる授業料の大幅値上げです。 小畑誠学長: 「ご家庭の負担が増えている現状を重く受け止めつつ、このようなお願いを申し上げるに至ったことを心よりお詫び申し上げるとともに、ご理解をお願いいたします」 名工大は2026年春の入学生から、授業料を文科省が定める標準額53万5800円から独自に引き上げ、64万2960円とすると発表しました。 設備の老朽化が進むなか人件費や物価が高騰していて、学ぶ環境の充実や教員の確保に充てるとしています。 国立大の授業料は、標準額の2割まで大学が独自に値上げできることになっていて、東大など首都圏の大学で値上げの動きが広がっていました。