“7歳女児虐待死”事件を受け 「虐待防止マニュアル」を公表 全情報について緊急の会議を行う方向 愛知・犬山市

03.27(木)19:27
去年、愛知県犬山市に住む7歳の女の子が死亡し、母親と内縁の夫が逮捕・起訴された事件で、27日、市が内部検証結果を受けた虐待防止マニュアルを公表しました。

この事件は、去年5月、犬山市に住む、島崎奈桜ちゃん(7)が死亡し、母親の島崎みなみ被告(34)と、その内縁の夫の倉田凱被告(32)が、逮捕・起訴されたものです。
事件を受けて、犬山市は27日、児童虐待に対応するマニュアルを公表しました。
虐待が疑われる情報提供が寄せられた場合、これまでは、緊急性があると担当者が判断したものについてのみ、緊急の会議を実施していましたが、今後は市として、全ての情報について、緊急の会議を行い、対応の方法について検討するなどとしています。
市は、このマニュアルは完成版ではなく、年間を通じて常に検討を繰り返し、年に1度改訂していくとしています。