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「現地と連絡取れない」名古屋で働くミャンマー人が心配の声 大地震の震源近くに住む知人に連絡も

03.30(日)19:01
28日に発生したミャンマーの大地震を受け、名古屋のミャンマー人や現地にゆかりのある人から、被災地を心配する声が聞かれます。
名古屋市東区のミャンマー料理店「BAWBAW居酒屋」では、7人のミャンマー人が働いています。
女性スタッフは、地震の震源の近くに知り合いが住んでいるといいます。
従業員・ヌーヌーアウンさん(知人が震源の近くで被災)
「約80%の建物が倒壊していて、怖くて自分の家で寝られないという。道でみんな一緒に座って(家で)寝られない。心配で友達にもメッセージをしたが、みんな必死でなかなか連絡が取れない」
名古屋市中川区には「パゴダ」と呼ばれるミャンマーの寺院があります。30年以上、ミャンマー人と交流し、パゴダを建設した住職の馬島浄圭さんは、現地で被災した人を心配しています。
日蓮宗妙本寺住職 馬島浄圭さん
「ミャンマー人は何度も何度もいろんな目にあっているんですけど、これがもっとミャンマー人の心を砕いちゃうということになるのは心配。だから私はミャンマー人に言っている。こんな状態は、あなたたちは一番どん底にいるんだから、それ以上の底はないから這い上がるしかないよって。そうやってはっぱをかけています」
馬島さんは近く、被災地を支援する活動を始めたいと話しています。