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児童は12人 明治10年創立の矢口小学校が児童数の減少で閉校式 三重・紀北町

03.30(日)19:10
三重県紀北町の小学校が、児童数の減少でおよそ150年の歴史に幕を下ろすことになり、閉校式が行われました。
閉校式が行われたのは、三重県紀北町の矢口小学校です。
矢口小学校は、明治10年創立で約2000人の卒業生を送り出してきましたが、過疎化が進み現在では児童が12人にまで減少したため、今年で廃校することになりました。
式では、児童が踊りや演奏などを披露し、最後には先生へ色紙とプレゼントを贈るサプライズもありました。
藪中一浩校長「こんなサプライズを用意してくれて全然知らず、感動しています」
5年生の児童「あと1年、6年生になったときにこの学校で卒業したかったので少し残念です」
児童の保護者「自分もここにずっと通っていたので/これで最後なんやなと思って熱くなりました。目頭が」
在校生は、4月から近くの小学校に通います。