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名古屋市の「敬老パス」 4月からスピード発行が可能に 最短4日に短縮

03.31(月)20:08
「敬老パス」は、名古屋市内に住む65歳以上の高齢者が、所得に応じて1000円から5000円の負担金を支払うと、地下鉄・市バス・あおなみ線を年間730回まで利用できるというものです。
市は4月から新たなオンライン申請のシステムを導入し、負担金の支払いからパスが届くまでの期間が、これまでの約1か月から最短4日に大幅に短縮されます。
このシステムの導入は、全国で同様のサービスを実施する、横浜市・大阪市・神戸市・京都市の5都市の中で初めてだということです。
オンラインで申請したあと、送られてくる納付書を持って金融機関で負担金を支払い、領収書の写真を添付して再度手続きをする必要があります。
名古屋市の広沢一郎市長は31日の会見で、「名古屋の敬老パスはこの取り組みによって、最も早く、最も安く、最も便利な 日本一の福祉サービスとなります」と述べました。
さらに、敬老パスのサービスで、加齢による心身の衰えで生活の質や健康に影響を与える「フレイル」や閉じこもりを予防し、市民の暮らしを支えたい、などと話しました。
敬老パスは、これまで通りコールセンターでも申請することができます。