逆走車を運転していたのは99歳男性　高速を逆走し“正面衝突”事故　チェーン着脱場でUターンし逆走　中央道・恵那山トンネル

11日、中央道の恵那山トンネル内で正面衝突事故を起こした逆走。運転していたのは99歳の男性でした。

11日午後1時ごろ、岐阜と長野の県境の中央道下り恵那山トンネル内で、逆走の軽乗用車が対向してきた軽乗用車と正面衝突し、それぞれの車を運転していた男性2人がけがをしました。

この事故で、警察は、12日、逆走車を運転していたのは長野県阿南町に住む99歳の無職の男性だったと発表しました。

目撃者：

「（運転手は）かなりのおじいちゃんだったと思います。両手でハンドルに顔を近づけて口をぽかんとあけて『あれれ』という表情」

男性は長野県側から高速道路に入り恵那山トンネルを名古屋方面に走っていましたが、トンネルを出たところにある岐阜県側のチェーン着脱場でUターンし、逆走したということです。

衝突するまでの逆走距離は約3.7キロでした。

警察は過失運転致傷などの容疑で捜査しています。