２メートル超の積雪　観光にも影響、除雪が追いつかず封鎖するところも　岐阜

全国的に大雪をもたらしている、今シーズン最強の寒波。岐阜県白川村では２メートルを超える積雪を観測しています。

名古屋市内でも、雪がちらつく時間帯も。

　午前8時過ぎに0.5℃を観測した名古屋市内ではマフラーや手袋で防寒対策をする人が多くみられました。

「きのうおとといから比べると非常に寒いです。（家を）ちょっと早く出ました。電車も1本早くした。昨日よりはちょっと厚着できました」（通勤する人）

「気温は東京の方がまだ5℃とか4℃くらい最高気温が高いみたいで、名古屋めちゃくちゃ寒いです。帰るのは明日。新幹線止まらないかっていうのが一番不安なところではある」（東京から来た人）

除雪作業に追われる地元の人たち

　3日から雪が降り続く、岐阜県白川村。

　午後3時の時点で積雪が245センチと、3シーズンぶりに2メートルを超えました。

　連日、除雪作業に追われる地元の人たちは。

「(除雪作業は)主人が大変ですね。朝6時ぐらいから3時間ぐらい重機を使ってやってます。大変ですね。雪のやり場も大変です」（地元の人）

　度重なる除雪作業に、疲労の色が隠せません。

「（除雪作業は）朝6時半くらいからかな。今回で2回目。（雪が）続くとみんな疲れますよね。慣れてると言いながら、疲労はきます」（地元の人）

　さらに、観光にも影響が…

　白川村によりますと、白川郷近くの村営の駐車場の除雪が追いつかないため、5日は一日封鎖しています。

　白川郷の3キロほど手前の道の駅に観光バスを止めて、雪で遊ぶ外国人客などの姿もみられました。