熱中症が15日から急増の恐れ　名古屋工業大の熱中症搬送者予測サイト、愛知で100人超えも

東海地方の多くの場所では12日、雨がやんで一時的に晴れたところもありました。来週は猛暑日が予想されている日があり、熱中症に注意が必要です。

　12日の名古屋は、朝に晴れ間が見られ、その後は雲に覆われる空模様に。最高気温は26.9℃で、平年並みの暑さとなりました。

　12日は比較的過ごしやすい1日でしたが、来週は気温が上昇し、最高気温が35度以上の猛暑日も予想されています。心配なのが熱中症です。

　熱中症の搬送者数を予測するサイトを運営している名古屋工業大学の平田晃正教授は…。

「（熱中症による搬送者が）6月では異例の100人を超えるかもしれません」（平田教授）

　週末の日曜日から患者数が急激に増え、来週の水曜日には愛知県で145人の予測になっています。

　今の時期は暑さに体が慣れていないためうまく汗をかけず、熱中症のリスクが高まるといいます。

「今から暑さ慣れといってもなかなかできませんので、無理せず、服装の調整とか、どうしても働くことが必要な場合には休憩を増やすなど、暑さ対策をしていただきたい」（平田教授）