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「美人局」指示役の男に執行猶予付きの判決 名古屋・中区のホテルで男性遺体が見つかった事件

09.26(金)12:20
今年6月、名古屋市中区のホテルで男性の遺体が見つかった事件で、この男性から現金を脅し取ったとされる男に、執行猶予付きの判決が言い渡されました。
起訴状などによりますと、波多野佑哉被告(23)は、今年6月、中区のホテルでいわゆる「美人局」で現金を脅し取ろうと、加藤伶音被告(20)と19歳の女に指示を出し、当時32歳の男性から現金などを奪った罪に問われています。
26日の判決公判で名古屋地裁は、「美人局は恐喝の中でも悪質で計画的かつ狡猾」とした一方で、「更生の機会を与えることが必要」とし、拘禁刑3年、執行猶予5年の判決を言い渡しました。
この事件を巡っては、加藤被告がこの男性の首を絞めて死亡させ、現金などを奪ったとして強盗致死の罪で起訴されています。