新着
「止水板」が4年近く前から故障 274台が水没の駐車場 三重・四日市市

09.26(金)12:30
三重県四日市市で、記録的な大雨により多くの車が水没した問題を受け、有識者らでつくる委員会の1回目の会合が26日開かれました。
その中で、地下への水の流入を防ぐための「止水板」が故障していたことについて、国土交通省の中部地方整備局は、駐車場の管理会社から4年近く前にあたる2021年12月に報告を受けていたことがわかりました。
9月12日の大雨では、四日市市の地下駐車場「くすの木パーキング」で274台の車が水没していて、一部の出入り口で止水板が故障していたことが被害を拡大させた可能性があるとされています。
中部地方整備局は、修理していなかった理由について、管理会社と協議をしていましたが、「役割分担が不明確のままだった」などとしています。
委員会は、今後管理会社に当時の状況を確認するなどして、報告書を取りまとめる方針です。