世界遺産で知られる岐阜県白川村では、住民が協力して合掌家屋の屋根の葺き替えが行われました。
合掌家屋の茅葺き屋根はおよそ30年に一度葺き替えられます。 今年は荻町の民宿「十右エ門」の屋根が26年ぶりに葺き替えられました。 白川村には昔から、住民同士で助けあう「結」という伝統があり、葺き替え作業には毎回、多くの人が手伝いに訪れます。 8日は住民やボランティア、およそ80人が参加しました。 束ねた萱を運び屋根に敷き詰め木槌で叩くなどして新しい屋根が整えられました。 葺き替え作業は来週も行われます。