「犯罪の下見行為」だったのでしょうか。5月、勤務先で不審なカメラを見つけたという岐阜県の男性が、当時の状況を語りました。
「身の安全という意味では、非常に危険な状況かなと思っている」
こう話すのは、岐阜県内で金属加工の工場を経営する60代の男性。
異変に気付いたのは5月、いつも通り工場に出勤した朝8時ごろのことでした。
「屋根の上に物があるのを発見した。10~20cmぐらいの長方形、立方体というか」
工場のカーポートに取り付けられていたのは、モバイルバッテリー付きの小型カメラです。
男性は最初、カメラだとは思わなかったといいます。
「何か乗っているなと。最初は工場の雨どいの部品か何か落ちたのではと、気にしなかった」
その後、男性はカメラの写真を撮ってから外出。30分後、工場に戻ると…。
「帰ってきて、屋根に(カメラが)ないのを確認した」
不在にしたわずかの間に、何者かが発覚を恐れ回収したのでしょうか…?男性は不気味なカメラの存在について警察に相談。
その後の捜査で、カメラは男性の息子が暮らす住宅の玄関付近を盗撮していた可能性があることが判明しました。
警察は、侵入盗や強盗などの犯罪発生前の“下見”だった可能性が高いとみています。
5月、栃木県であった強盗殺人事件では、下見ともとれる複数の車が以前から現場周辺で目撃されていました。
岐阜県内でも、事件の下見と思われる行為の通報が今年1月から4月末までで80件寄せられています。
「日頃から自宅の周辺にカメラが設置されていないかや、人の出入りに気を付けて、不安を感じた際はすぐに通報・相談してほしい」(岐阜県警 生活安全総務課 足立佑貴課長補佐)


