世界が注目! “森のキャビア” フィンガーライムの魅力 爽やかな酸味&プチプチ食感 愛知・田原市のふるさと納税の返礼品にも

10月6日から、ふるさと納税の返礼品にも。愛知県田原市の「フィンガーライム」に世界が注目しています。
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世界中の人が訪れる大阪・関西万博。ここで、ことし6月にある世界大会が…
世界的なヒット商品を、地方から発掘しようという「にっぽんの宝物 WORLDグランプリ」。その「独自進化部門」で準グランプリに輝いたのが、愛知県田原市のチームが出品した「フィンガーライム」です。
(フィンガーライム農家・鈴木亜紀奈さん)
「オーストラリア原産の柑橘。『森のキャビア』と言われていて、プチプチとしたキャビアのような食感を感じられる」
爽やかな酸味とプチプチとした食感が特徴のフィンガーライム。鈴木さんは地元特産の電照菊とともに22品種を育てていて、予選を勝ち抜き世界大会への切符を手にしました。
世界大会では…「まさにフルーツのキャビア!」
有名シェフらが審査する世界大会への出品には強力な味方が…。野菜や果物の加工を行う藤井恵美子さんです。
(雅風・藤井恵美子さん)
「ここに集まって色んな意見を出して、(試作は)何回もやった」
(鈴木さん)
「100回と言ってもいいくらい試食や試飲をした」
世界大会には、フィンガーライムの様々な食べ方を知ってもらいたいと、3つの味わい方を提案。鶏肉にフィンガーライムを使ったポン酢を合わせたおかずや、パンナコッタの上にのせたスイーツ、フィンガーライムのシロップを使ったドリンクです。
(審査員)
「ポテンシャルが高い」
「まさにフルーツのキャビア。皆さんにどんどん広めてほしい」
コースの前菜料理にも…「食感はもちろん、見た目もきれい」
鈴木さんは、生産を始めた2年半ほど前からレストランを中心に販路を拡大していて、田原市内のホテルではランチコースの前菜などに使われています。
(伊良湖ホテル&リゾート・鈴木康弘総料理長)
「食感はもちろん、見た目もきれい。お肉やお魚だけでなくフライにも合う。料理を作る幅が増える」
10月からは、田原市内の道の駅での販売が始まったほか、世界大会で使ったフィンガーライムのシロップは、10月6日からふるさと納税の返礼品にもなっています。
(鈴木さん)
「まだまだ知らない人が非常に多い。日本でフィンガーライムの知名度が上がって、いろんな人に知ってもらえたら」
世界の審査員もうならせたフィンガーライム。その魅力はじわじわと広がっていきそうです。